こんばんは!hajisanです。
以前チャート分析についての記事を書きましたが、読んで頂けましたでしょうか?
もしまだのようでしたら、先に以前の記事「中卒の株式投資(チャート分析)」をご覧ください。
チャート分析=「ファンダメンタルズ分析」+「テクニカル分析」+「ヒストリカル分析」というお話をしておりますが、その中のファンダメンタルズ分析についてシェアしていきます。
どんな株がいいんだろう?ファンダメンタルズ分析
簡単におさらいすると、株式投資で利益を得るには、「どの銘柄を」「いつ」買うのか?
これが重要となります。
短期投資はテクニカル分析が良かったり、長期投資はファンダメンタルズ分析が良いなど、傾向はあります。投資家としてファンダメンタルズ分析と、どの様に向き合っていくのが良いのか?
考えてみましょう。
ファンダメンタルズ分析は意外とシンプル
ファンダメンタルズ分析と言うと、売上や利益と言った、業績データや、保有資産や負債などの財務状況を読み解く知識が必要で、難しいイメージを受けやすいです。
確かに細かな企業分析をすることで「企業の価値がどのくらいなのか?」を知り、業績予想を立てつつ過去と今と未来を分析していくのですが、じつは意外とシンプルな見方があるのです。
「企業価値」と言えば、PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)で求められます。
一般的に株価は企業の価値を示すとされていますが、その企業価値はビジネスの稼ぐ(利益を生む)力である「事業価値」と、企業が保有している「資産価値」の二つに分けられます。
株価を事業価値利益で比較したものがPER、資産価値で比較したものがPBRになります。
ただ、先にも触れたようにファンダメンタルズ分析の対象となる、財務・会計情報などのデータは企業が過去に活動した結果(業績)に過ぎず、これらのデータを使って未来を予測する必要があります。
PER
PERは株価収益率であり、Price Earnings Ratio
株価が1株あたり純利益の何倍になっているかを見る指標です。EPSと言います。
☆一般的に、PERが高いほど割高で、PERが低いほど割安と言われます。
例えば、PERが8倍だからこの株は割安、PERが100倍だから割高だと言った具合です。
一般的には、
- PER10倍以下:割安
- PER15倍:適切
- PER30倍以上:割高
という認識を持っている投資家が多いように思います。
「現在の株価」は、時価総額を発行済み株式数で割ったものであり、EPS(1株あたり利益)は当期純利益を発行済み株式数で割ったものです。
徐々に出てきました。呪文言葉!
時価総額とは時価とは株価がその日の市場での価格の事を言い、総額はその時価に発行済みの株式数を掛けた数字の額の事を言うよ♪
よって、「PER = 現在の株価 ÷ EPS(1株あたり利益)」で計算しても「PER = 時価総額 ÷ 当期純利益」で計算しても結果は同じとなります。
PERが高ければ割高、低ければ割安と聞けば、多くの投資家がPERの低い銘柄を狙うことを考えると思います。
しかし、実際の株式市場ではPERが高い株ほどより上昇する傾向が見られるのも事実です。
なぜこのような現象が起こるのでしょうか。
それは、PERは「割高・割安」を測る指標である一方、「投資家の期待値(企業の将来の成長期待度)」を測る指標でもあるからです。
例えば、PER50倍の銘柄を買った場合、これまでの認識だと「投資金額を回収するのに50年もかかる」と考えてしまいます。
しかし、PER50倍の株価が付いているということは、投資家がそれだけその銘柄の成長性に期待している「人気株」と言い換えることができます。
PBR
PBRとはPrice Book-value Ratio
株価がBPS(1株当たり純資産)に対して何倍まで買われているかを示したものです。
PER(株価収益率)と並び、株価が割安か割高かを判断する重要な指標な1つです。
投資家にとっては非常に重要な指標ですのでしっかりと理解しておきましょう。
計算方法は株価をBPS(1株当たり純資産)で割って算出します。
たとえば、株価が1000円、BPSが800円であった場合、
・PBR=1000円(株価)÷800円(BPS)=1.25倍
となります。
同じように時価総額を純資産で割っても同じように算出できます。
たとえば、時価総額が100億円、純資産が80億円の場合、100億円÷80億円=1.25倍となります。
この場合、会社の保有している純資産に対して25%割高な水準まで株価が買われているということになります。
PBRは株価が割高か割安かを判断するときに利用されます。
割安か割高かと言ってもこれだけで判断するのは本当に大丈夫なのかな?
PBRが高ければ高いほど割高、低ければ低いほど割安と判断でき、一般的にPBRが1倍未満の場合、株価は割安と考えられているけどこれは株式投資をするにあたり、損するリスクが非常に低いことを意味するよ♪
そもそも企業にはブランド力や営業力、技術力などの目に見えない資産がたくさんあります。
黒字企業でPBR1倍ということはそれらの目に見えない資産の価値がゼロということを意味しますから、株価は非常に割安と判断できます。
このように、PBRは株価が低水準にあるときに、株価の底を探る際に重要な役割を果たす株価指標となります。
業績悪化状態から抜けだしている銘柄
実は勝てば大きく利益を膨らませる事が出来る少々リスクの高い投資方法があります。
それは「業績の悪い銘柄を買う」という方法です。
そもそも業績の悪い銘柄は、株価は下がっていているものです。
業績も株価と同じように、どこかで「底打ち」すると、今度は好転してくるものです。
実はこれが“狙い”なのです。
業績の悪い銘柄は、大口投資家や個人投資家がどんどん売ってくるため、株価の底値付近では売られる株は売り尽くされているものです。
つまり株価の「需給関係」は極めて良くなっていて、もうほとんど売ってくる投資家いなくなります。
そのような銘柄が、業績悪化局面を脱し、業績が良くなってくれば、売りは出尽くしているので株価は急騰しやすくなるのです。
この投資手法を一般的に「バリュー投資」といわれます。
以下は出光興産の株価ですが、赤字決算時は株価は大きく売られています。
しかし、赤字から黒字転換予想になっているため、株価は大きく上昇転換しています。
このように、業績悪化で徹底的に売られた銘柄は、需給関係からみて、売りたい人が少なくなるので株価がさらに下がるリスクは少なくなるのです。
業績が回復すれば、買いの圧力が高まり一気に上昇する可能性があります。
そのような銘柄を見つけて観察していれば、値幅の取れる投資が可能になるのです。
小資金で大きく儲けたいという人にとってはとても有効な手法ですので、ぜひ一つの参考としてお役立ていただければと思います。
まとめ
まだまだファンタメンタルズ分析は奥が深いですが、まずは基本となる部分ですので
しっかりと押さえておいてください。
資産運用を始めるようになってから、ニュースや、世の中の動き、世界の動きなど、気にするようになってきました。
これはビジネスマンなら重要な部分だったりしますよね。
経済や金融に興味のなかった私が、結婚を機にこういったことに関心を持つようになり、
どうせなら復習の意味も込めてブログを書くようになりました。
少しでも後世に残せるブログとして行きたいと思います。
どうか応援の程よろしくお願いします。
コメントもどうかお気軽にしてください。
専門家ではないですが、楽しく意見交換なども出来たらと思っています。
些細な事でも、是非書いてください。
良かったらプロフィールも見てやってください。
今がスタートラインです。
〜1度切りの人生、わがままに生きていきましょう!〜
♪♪それではまた会いましょう bye✋♪♪
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