こんばんは!hajisanです。
今回は店舗勤務時代に、都内の店舗で働いている時に培った、外国籍のアルバイトスタッフとの関わり方を伝授いたします。
最近のニュースではウーバーイーツで外国人の不法就労などありますが、雇う側もちゃんと管理をしなくてはいけません。
私が店舗勤務していた時の、都心部の店舗は日本人スタッフ3名、外国籍スタッフ20名なんてのは普通の事でした。
そんな中での私なりに考えた育成方法など少しでもお役に立てばうれしいです。
是非最後までご覧ください。
日本における外国人労働者の現状
少子高齢化により人財不足で日本では外国人労働者に頼らなればならない現状です。
仕事がら転勤が多い私は、北海道、東北、関東圏と勤務してきました。
まだまだ郊外は日本人労働者が多い印象ですが、特に都心部などは外国人労働者に頼るほかない状況です。
2016年に初めて100万人の外国人労働者を突破し、2019年には約165万人まで増え、
今後も上昇傾向は続くと思われます。
外国人労働者の区分
外国人労働者といっても、いろいろな理由で日本で働く方たちがいます。
それぞれ「就労資格」があり、現時点では4種類に分けられます。
今はコロナ禍でだいぶ見掛けなくなったけど、また落ち着けばきっと増えてくるよねー
就労資格によってはアルバイト不可になるから注意が必要だよ。
永住者や日系人など、もともとの身分に基づき与えられる在留資格では、他の資格とは異なり、在留中の活動に制限がありません。
技能実習:研修生、各産業の技術の習得が目的
専門的・技術的分野や技能実習の在留資格は、活動内容が決まっており、その活動に応じた報酬を受け取ることができます。
「留学生」の位置づけである資格外活動では、主目的(学業)を阻害しない範囲内に労働時間の制限が設けられており、週に28時間まで(長期休暇中は40時間)となっています。
日本で働く、ほとんどの方がこの留学生です。
私もほぼ、資格外活動の方しか見たことありません。
母国で日本語を学び、自信を持って日本へ来る方が多かったのは一時だけで、私が関わってきた方たちは、ほぼ日本語ちょっと喋れます位の方がほとんどで育成と言うより、日本語学校化した店内で、運営していくと言うカオスな状態でした。
面接
基本的に電話で問い合わせてくる外国籍の方であれば、日本語力は高いです。
即時採用で良いと思います。
しかし注意しなければならないのは、面接時に友達を連れてくるパターンです。
そうです。通訳を連れてくるパターンですね。
これは応募者本人が大体喋れないです。通訳してくれている子が働けばいいじゃんと思うのですが、そういう子はすでに他で働いています。
私が採用する上で判断していたのは笑顔が出るかどうかです。
それとちゃんと仕送りを貰わずに自分だけの稼ぎで生活をしようとしている方です。
大体、実家から(母国)送金してもらっている子は、根性がなくちょっと厳しくすると、辞めてしまう傾向にありました。
それと、やはり簡単な日本語は喋れないと厳しいものがありました。
指導方法
まず、気を付ける点は、日本語をあまりわかっていない子は必ず、分かっていないのに
「分かりました!!」と笑顔で返事します。
じゃあ説明してというとポカーンとなります。これは普通なので気にしないでください。
そこで、理解度を確認しながら簡単な日本語でゆっくり説明していきます。
教える上で意識して欲しいのは口で説明するより、見せながら説明した方が理解度は上がります。
「このレタスを15g乗せた後に、キュウリを横に20g添えて・・・」
ポカーンです。
それよりも完成した商品を見せて、レタス15g、キュウリ20gと数字を書いて見せる方が圧倒的に伝わります。何故かというと…
数字は世界共通だからです。
トレーナーを育成する
ある程度、喋れる子を1人前に育ててしまえば、あとは簡単です。
その子の友達を紹介してもらい、その子に育成をして貰えばいいのです。
母国語で伝え、細かいニュアンスなんかもちゃんと母国語で伝えてくれます。
勿論ここまで来るのに大変なんですが、何でもそうですが最初さえ乗り越えれば後々楽になります。めげずに頑張っていきましょう。
現場にいた頃の私は、今なら結構ひどい事言ってたかなと思うのですが、
業務内容を教える以外には日本語を使いなさい!と言っていました。
慣れてくると、従業員同士が母国語で会話を始めます。
それではせっかく日本語を学ぶ機会を失ってしまうと思ったからです。
「何しに日本へ来たの?」と良く怒っていました。
でもすべてに言える事ですがその子を思えばの事です。日本人であろうが、外国人であろうが間違っていれば叱り、出来たら思いっきり褒めてあげます。
何かが出来るようになったら一緒に喜んであげます。
すると、次から次へと「店長!人、募集してますか?」と言われるようになります。
「立て直しで異動した、六本木の店舗」異動したときの従業員数アルバイト3名、社員4名
アルバイトはすべて日本人でした。
24時間店舗でこの従業員数でシフトが組めるわけありません。
しかし3カ月しない内に従業員数は15名まで増えました。
勿論採用したのはすべて外国人の方です。
外国人の従業員の為に、マニュアルもすべて自分で作り直し、漢字は読めない子が多いので,分かりやすく、ひらがなで表記したり…
写真を増やし、容器にはここまでいれる!線を引いたりして「見える化」する事で、教える時に教える側も簡単でブレが無く、教わる側も毎回教え方が違うなど、店舗特有のブレがなくなり、食材原価も安定するようになりました。
まとめ
ここで取り上げたことは本当にごく一部の事ですが、
この六本木店での1年間の勤務で、無事店舗を立て直し、最初アルバイトスタッフが3名しかいなかったこの店舗も25名まで増えました。
OP5年間の店舗月商最高記録を更新し、エリアマネージャーに昇進する事になります。
私の今があるのは、この外国人スタッフたちの支えがあったというのも、大きな要素の一つです。
皆さんも相手の立場になって、時には目線をあわせ、見方を変える事で状況が一変したり、今まで気付けなかったことに、気付けるようになるかもしれません。
愛を持って接すれば必ず、愛を持って店舗へ向き合ってくれる従業員が増えます。
心をもって接すれば必ず光が見えるはずです。
それでも、言葉の壁は苦しい時もありました。
今の世の中、便利なものは多くあります。
文明の利器に頼るのもありです。
携帯の翻訳機能でも問題ないですが、もし希望されるなら以下の自動音声翻訳機は便利です。
リンク貼っておくので良かったら見てください。
そんな私も最初は悔しい思いをしました。
そんな過去の私の体験談はぜひ「人生を変えた職業との出会い」をご覧ください。
今がスタートラインです。
〜1度切りの人生、わがままに生きていきましょう!〜
♪♪それではまた会いましょう bye✋♪♪
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