今回は接客業をこれからやろうとしている方や、
現在社員で勤務しているけどモチベーションを保てない!など行き詰っている方が見て頂ければ
接客のすばらしさの再認識や、接客業で働きたいと思ってもらえるようになると思います
私は20年程接客業に通じてきました。現在も東証1部上場の飲食店で中間管理職をしています。
過去には色々な悔しい経験も沢山しました。その中で得たことを皆さんにも共有したいと思います。
過去の私の経験「人生を変えた職業との出会い」の記事をご参照ください。
素晴らしい接客は「人を笑顔にしたり、同じ商品でもいつもより美味しく感じたり
特別な時間を演出する事が出来る」そんな接客業を私は誇りに思っています。
基本概念
私が考える接客業は人を笑顔にする事です。
これはお客様は勿論ですが、従業員の方も笑顔にする事が重要と考えております。
人は心で生きています。
先ずは自分の心を穏やかにしておくことが必要です。
それが土台にあって初めて良いサービスがあると考えています。
自分が幸せでなければ人を幸せにするのは難しい事です。
自分を豊かにする為に
それでは自分が笑顔でいられるために重要な事は何だと思いますか?
私が思う、笑顔でいられる条件は、以下2つです。
- プライベートが安定していること
- その仕事が好きかどうか?
だと思います。
楽しくもない、やりがいもない仕事を続けていても、自分にとっても周りにとっても良い事がありません。
でも少しでも接客が好きだと思えるのなら続きを見てください。
「お客様は自分を映す鏡」
よく言われますが本当だと思います。
自分の機嫌が悪いと機嫌の悪いお客様が来店されます。
自分が笑顔で楽しく仕事をしていると笑顔のお客様が来店されます。
嘘のような本当の話です。
だからこそ、常に笑顔でいる事でいい流れが生まれ、仕事の成果も出やすくなります。
常に良い印象を与えられるようにするためには具体的にどうすれば良いか?
考えていきましょう。
常に良い印象を与える為には?
皆さんは「メラビアンの法則」というものを聞いたことがありますか?
接客業では基本的な話ですが、
「人の見た目は3秒で決まる」
そして見た目などの視覚情報に影響を受ける割合は55%と言われます。
その為に初対面で笑顔や明るい表情を見せる事で相手にアピールすることが出来るのです。
その他にも人の第一印象を決める割合は以下のようになっています
- 視覚(見た目) ・・・55%
- 聴覚(声・話し方) ・・・38%
- 言葉(話の内容や言葉そのものの意味など)・・・7%
つまり、言葉でどんなに「楽しい」と言っていても、態度や表情がつまらなさそうにしていれば
「つまらなそう」という印象の方が強く伝わるという事です。
常に笑顔でいる事であなた自身、お店全体の雰囲気に影響を及ぼしてしまうのです。
雰囲気の良い空気を作る上で重要な事
ここまで笑顔が大事と散々言ってきたのですが、
そんな中、良く接客の現場で見る光景の一つにあるのが
「笑顔で接客しないとダメだよ!」と指導しながら”笑顔ではない顔”で、
怒っている店長さんや経営者です。
確かに叱る時に笑顔で𠮟るのはダメですが、人前で本気で叱ったりする事が
果たして本当にいい事なのでしょうか?
当然、客席にいるお客様にも、他の従業員にも、その雰囲気が伝わり
すべて台無しになってしまわないでしょうか?
時と場所を考えないで指導をしていく事で、
結果的にその従業員も、周りの従業員からも笑顔が消え、
最後はお客様へ、笑顔のない悪い雰囲気が伝わってしまう事になってしまいます。
それではどのように教育をしていけば良いのか?続きを見ていきましょう。
コミュニケーションの重要性
いざという時に叱らなくても良いように、
普段からコミュニケーションをしっかり取り信頼関係を作る事でカバーする。
相手を知り、自分を知ってもらい、社員さんであれば接客に対する想いを共有する。
これに尽きると思います。
かくなる私も20歳前半に散々ここに苦労をしてきたので間違いありません。
具体的なコミュニケーションの取り方などはまた別の記事で触れていきたいと思います。
まとめ
接客業は人の五感に響かせることができ、その日1日を”ハッピーに過ごせる”原動力に繋がる仕事です。まずは周りの従業員へ話しかける事からスタートしましょう。
そして今はSNSで気持ちを伝えあう時代ですが、昔からある「言葉」の意思疎通や
「阿吽の呼吸」などの実際に寄り添わなければ伝わらない感情や言葉を通じて
コミュニケーションを取る事を忘れないようにし、日々の仕事に向かってほしいと思います。
今がスタートラインです。
〜1度切りの人生、わがままに生きていきましょう!〜
♪♪それではまた会いましょう bye✋♪♪
良かったら対人関係についても書いてますのでご覧ください
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